このような症状はありませんか
- 食欲が落ちて体重が減っている
- 2週間~1ヶ月程度食欲がない
- 食事をすることを忘れてしまう
- 食事が楽しめなくなった
- 食事が美味しく感じられなくなった
- 食事内容に偏りがある
- お腹が痛くて食事をする気が起きない
これらの症状がある場合は、ぜひ当院までご相談ください。
食欲不振とは
食欲不振は食事に対する意欲が下がり、お腹が空かなくなる、偏食になる状態です。これは消化器系の病気や薬の副作用、ストレス、慢性的な疲労などが原因で起こります。栄養不足に陥るリスクがあるため、食欲が戻らない場合は当院までご相談ください。
食欲不振の原因
消化器などの疾患
消化器の異常や他の内臓疾患によって食欲不振になることがあります。一般的な風邪やインフルエンザなどでも食欲不振は起こりますが、初期の胃がんの症状として現れることもありますので、注意が必要です。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの不足により食欲減退を引き起こすことがあります。全身の倦怠感、意欲低下、便秘、多汗などの症状が現れることもあります。
ストレス
ストレスによって副交感神経の活動が低下すると、食欲不振を招くことがあります。
生活習慣の乱れ
運動や睡眠不足など生活習慣が乱れることで自律神経のバランスが乱れやすくなり、食欲不振を引き起こすことがあります。
食欲不振を引き起こす疾患
胃がん
胃がんを発症し「サイトカイン」という物質が分泌されると、胃の働きが弱まり食欲不振を招くことがあります。
甲状腺機能低下症
ホルモンの分泌不足によって起こり、食欲不振を引き起こすことがあります。食欲がなく、ほとんど食べていないにもかかわらず体重が減少している場合は、甲状腺機能低下症の可能性があります。
食欲不振の検査
食欲不振で受診する際は、原因を特定するために食欲が落ちた時期、食事の摂取量、体重の変化などを具体的にお伝えください。生活環境や習慣、服用中の薬についてもお聞きしますので、お薬手帳がありましたらご持参ください。
また、心理的な要因(ストレスなど)による食欲不振も考慮します。問診後、身体的な異常が疑われる場合には、血液検査や超音波検査をはじめ、必要に応じて胃カメラ検査を行います。
胃カメラ検査
消化器系の疾患が疑われる場合は胃カメラ検査や血液検査を実施します。当院では、患者様の不快感を最小限に抑えるため、ご希望に応じて鎮静剤を用いて胃カメラ検査を行うことも可能です。胃カメラ検査は、豊富な経験と高度な技術を持つ専門医が担当しますので、安心して受けていただければと思います。
食欲不振の治療
原因疾患がある場合は、その病気に応じた治療を行います。原因が明らかでない時は、ストレスや不規則な生活習慣によって食欲が落ちている可能性があります。その場合は、生活習慣の見直しやストレスコントロールなど、患者様に合ったアドバイスを提供します。